内容説明
S県K市住民の苦情が殺到したため、とある家を調査することになった新人女性警官・北條紗希。紗希が調査した家屋から、両足の膝上から先がない若い女性の腐乱屍体が発見される。実はS県K市内では同様の事件が多数発生していたものの、証拠も乏しいことから捜査は難航していた。S県K市連続猟奇殺人事件―後に『常闇のマリア事件』と呼ばれるこの事件の捜査会議で紗希は、幽霊の存在をも信じ、周りから奇特な者として見られている女性警官・高橋摩耶子と出会い、捜査に協力することになるのだが…犯人の魔の手は紗希の元にも忍び寄っていた。日本一ソフトウェアのアドベンチャーを代表する本格ホラータイトル『流行り神』シリーズの最新作『真 流行り神』が、完全オリジナルストーリーの小説になって登場!!若い女性だけを狙った儀式的連続殺人事件に巻き込まれた紗希。事件の陰に見え隠れする常闇のマリアとはなんなのか?