桜ノ杜ぶんこ スペランカー―不死身の勇者と王国の謎

宮村 優【著】

一二三書房（2013/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 341p／高さ 15cm
• 商品コード 9784891992057
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

数々の秘境や洞窟を制覇してきた冒険家・ジーン・フェロウズ。ドクターと呼ばれる彼の元に、ジャックという名の一人の青年が弟子入りを志願する。一度は断られたジャックであったが、ドクターの弟子・ロバートや愛娘・エマの口添えもあり、何とか弟子として認められるのであった！時は流れ、トレーニングに励みながら冒険をする日を待ち望むジャックのもとに、ロバートから幻の古代文明―スペランカー文明の遺跡情報がもたらされる。現代をも凌ぐ科学力を有しながらも滅びたとされる古代スペランカー文明。ジャックたちはその謎を解くため遺跡に挑むのだが、そこはコウモリやゴースト、数々のトラップに満ち溢れた遺跡であった！ジャックたちは遺跡を攻略できるのか？遺跡に遺された秘宝とは？そして…ジャックたちの恋の行方はいったいどうなるの？伝説のレトロゲーついにノベル化！

著者等紹介

宮村優［ミヤムラユウ］
ラノベにボイスドラマの脚本、ゲームのシナリオと小説を手がけるライター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Panico]

桜ノ杜ぶんこのレトロゲーノベライズシリーズ3作品は「スペランカーが小説化」のインパクトに興味をそそられて手を伸ばしたようなものだったが、3作の中でこいつが一番、断トツでつま…つまんね！！

2014/01/27

[The-U.JINE]

紛うことなきスペランカー（趣味の洞窟探検家）のノベライズ。泥臭く努力する若人を中心に、探検家として憧れのダンディガイ、その娘のグラマーなヒロイン、そのヒロインが憧れるダンディガイの弟子、グラマーに対してスレンダーなヒロイン、とわかり易いメンツを揃えた愛と勇気の冒険ロマン。表紙と粗筋で既にそれを匂わせていますが、良くも悪くもB級映画のノリでした。　原作ゲーム的要素はFCの『スペランカー』よりもPS3の『みんなでスペランカー』が基準になっているので、FC版しか知らない方はピンと来ないかもしれません。

2013/10/08

[ギマ]

なんか上滑りしてるなあ。それはそれでこの主人公の設定にあってるのかな。世界観の粗雑なのが残念だがまあ、嫌いじゃあない。ゴーストが出たら逃げ切れた記憶がないゲームだった。

2014/02/20

[shinn♪]

サイン本を入手。失礼ながらあまり期待してませんでしたが、意外と面白かったので拾い物です。主人公をはじめキャラがきっちり立っており、ストーリーもなかなか冒険してる感が出ていました。原作再現度も何気に高く、ファミコン世代にとってニヤニヤできる部分もありました。双葉社のゲームブックを小説にしたらこんな感じ・・・と思いましたがそんな喩えがわかる人間はいるのだろうか？

2013/10/11