ポスターを貼って生きてきた。―就職もせず何も考えない作戦で人に馬鹿にされても平気で生きていく論

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784891948344
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

内容説明

日本にただひとつのポスター配布企業ポスターハリス・カンパニー社長によるユルくて怪しいけれど、どこか地に足のついた仕事&人生。

目次

はじめに 考えはじめたら起業なんてできない
第1章 「ポスター貼り」誕生
第2章 ポスターハリス・カンパニーを作る
第3章 ポスターハリス騒動記
第4章 ポスターのある街
第5章 ポスターの意味
第6章 ぼくが好きなポスターたち
あとがき ぼくはポスターを貼り続ける

著者等紹介

笹目浩之[ササメヒロユキ]
株式会社ポスターハリス・カンパニー代表取締役。株式会社テラヤマ・ワールド代表取締役。三沢市寺山修司記念館副館長。1963年茨城県生まれ。1987年株式会社ポスターハリス・カンパニー設立。1994年現代演劇ポスター収集・保存・公開プロジェクトを設立。2000年株式会社テラヤマ・ワールドを九條今日子、森崎偏陸と共に設立。2009年三沢市寺山修司記念館副館長に就任。現在も寺山修司関連企画はもとより、演劇・映画・展覧会・イベント等の企画、ポスターハリスギャラリーの運営など幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テキィ

5
共感。人がやりたがらん仕事を、たまたまそこに居たという縁で始める。ただ、丁寧に人の顔をみながら一生懸命にやる。そうすると、ある種の光明が見えてくるというのはどんな世界でもいえる話。ビマニもかつてはそうでした。本としては後半繰り返しっぽいのが冗長。そこは文章のプロではないから仕方ないか。2010/12/13

ロビー

1
文字通り、ポスターを貼ることを職業として作ってしまったパイオニア。なんとなく手に取った本だったけれどすこぶる面白かった。 ポスターからチラシ偏重になった現在は、僕も疑問に思っています。毎回、芝居に行くたびに電話帳みたいなチラシの束を渡されても萎えるだけです。(しかもアートワークダメダメなのがほとんどだし、フォントぐらいちゃんといてくれと思う) ポスターがメディアとして重要なポジションを持っていた時代、いいね。2012/11/06

kozawa

1
著者の活動ジャンルが自分にツボ過ぎて感動。演劇・ミニシアター系クラスタにはぜひ読んでほしい。といっても本としてそれほどすごいって訳ではないけれど。演劇・マイナー映画のポスター告知というジャンル。日本ではたぶん代わりのいないこの人だけの見る・生む文化。地方じゃどうなんだろね。2010/11/26

ハタケシンヤ

0
副題の、「人に馬鹿にされても平気で生きていく論」とはまったく違う世界。面白い!2011/02/27

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