パチンコの歴史

溝上 憲文【著】

晩声社（1999/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 314p／高さ 20cm
• 商品コード 9784891882877
• NDC分類 673.9
• Cコード C0036

内容説明

射幸心と遊技性の力学。「庶民の遊び」に光を当てたはじめての通史。焼け跡のバラックに置かれたたった数台のパチンコがいかにして人びとを魅了し巨大産業を形成していったのか。

目次

廃墟からの出発
大衆娯楽の地位へ
転落への道
絶望からの脱出
団結への道
暴力との戦い
技術革新への挑戦
狂熱への序章
パチスロの登場
風営法改正〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[saboten]

小川和也氏の「世紀末パチンコ秘話」と被ります。1989に換金からの暴力団排除に伴い一時特殊景品を出さなかったお店の話が興味深い。250台の店で粗利2000万円/月→1000万円/月の赤字へ。　平均150-160名の客が10人未満に。ギャンブル要素を排除し、遊戯として見ればこんなものでしょうね。

2013/03/28

[両]

下世話な話ではあるが、商売としての所よりも警視庁・公安・北朝鮮が絡むあたりが興味深い。 将来、どう決着するのだろうと思う。

2012/03/16