内容説明
45歳で医者になり、87歳まで働いた著者の幸せな老後の迎え方エッセイ集。
目次
第1章 九十五歳ひとりぐらし(九十五歳の誕生日を迎えて;再び原稿を書き始めて;私の一日 ほか)
第2章 中将の妻から女医になって(「天皇陛下万歳」を三唱して死んだ父;美しかった母;転校続きの小学校時代 ほか)
第3章 六十歳から人生ひとり歩き(千代田病院と東京オリンピック;半日勤務だった松井病院;次男の発病 ほか)
著者等紹介
石田文枝[イシダフミエ]
明治39(1906)年、陸軍軍人大橋常三郎・酉の長女として横須賀市で生れる。大正7(1918)年青島高等女学校卒。大正14(1925)年陸軍軍人石田保忠と結婚。2児の母。昭和19(1944)年夫の戦病死の後、20(1945)年帝国女子医専(東邦女子医専)入学、25(1950)年卒業。26(1951)年第十回医師国家試験合格。日本鋼管病院、千代田病院、日赤血液センター等に勤務。医師として42年間働く。平成10年日本自分史大賞受賞(日本自分史学会)。医学博士
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