内容説明
中上にとって「ジャズ」とは何か?近代への反逆を試みた中上健次。新宿から新宮へ、そして熊野信仰へ。ジャズ、芸能、神話、古典から中上の“根”を探る。
目次
第1章 新宿へ
第2章 「岬」の説話構造
第3章 「岬」にての物語
第4章 『枯木灘』について
第5章 古層へ
著者等紹介
安岡真[ヤスオカマコト]
横浜市に生まれる。法政大学社会学部を卒業後、トルーマン州立大学大学院社会学研究科社会科教育学課程修了(教育学修士)。現在、東京国際大学人間社会学部准教授。英米文学翻訳家。専攻、アメリカ大衆文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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