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内容説明
ヌーヴェルヴァーグのトップ女優は、「政治」に謀殺されたのか?秘蔵資料を駆使して個人と国家権力との相剋を徹底検証する、迫真のドキュメント。
目次
第1章 ジーン・セバーグという神秘
第2章 ブラックパンサー
第3章 フーヴァー、FBI、コインテルプロ
第4章 セバーグ、一九六八年‐一九六九年
第5章 セバーグ、一九七〇年一月‐八月
第6章 セバーグ、一九七〇年八月‐十二月
第7章 セバーグ、一九七一年‐一九八〇年
第8章 ハリウッド、メディア、そしてFBI
著者等紹介
ラーソン,ジーン・ラッセル[ラーソン,ジーンラッセル][Larson,Jean Russell]
1930年、米国アイオワ州マーシャルタウンに生まれる。英文学修士(アイオワ州立大学)。作家/絵本作家
マッギー,ギャリー[マッギー,ギャリー][McGee,Garry]
1966年、米国アイオワ州に生まれる。アイオワ州立大学卒業後、ロサンゼルスで複数の映画会社に勤務。現在は、作家/映像作家
石崎一樹[イシザキカズキ]
1968年、奈良県に生まれる。英文学修士(同志社大学)、比較文学修士(トロント大学)。現在は、奈良大学教養部准教授。専攻はアメリカ文学・文化、メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめもも☆さくら
1
ジーンセバーグといえば、ヌーベルバーグとセシルカットだったけどこんなことになっていたとは。これからも本当のことは闇の中なのでしょう。読み始めは自分の手に余ることに手を出してしまったように感じられ、石井好子の書いたジョセフィンベーカーを思い起こしたのだけど…だんだんと、FBIのえげつなさに心底うんざり。けれど情報操作の怖ろしさは今も気づかぬうちにあるのでしょうか。「歴史には不気味とも思えるサイクルが存在する。将来にかかわる決定を下す時に歴史に学ぶことが、このサイクルを断ち切るための最後の頼みの綱なのである」2014/01/04