小島信夫批評集成〈6〉私の作家遍歴3・奴隷の寓話

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 476p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784891768164
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0395

内容説明

ゴーゴリをはじめロシア文学の大胆な読解を経て、作家はセルバンテス『ドン・キホーテ』に挑む。文学の400年を駈けめぐる“作家遍歴”は、ついに寓話の世界へ―著者畢生の大著も、ここにクライマックスを迎える。

目次

天才の伝記はなぜ短いか
家と旅との変り目にこそ
円をえがきつつ
ファイサネス島の結婚式
夢魔の化身
愚者と賢者
もう一人の自分
影を売った男
奴隷の寓話
スキャンダルの意味〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Tonex

2
『私の作家遍歴』の第3巻。結局ラフカディオ・ハーンの話は「あとで書く」とか「来月書く」とかいいながら最後まで書かれることなく、ロシア文学やらシェイクスピアやらドン・キホーテやらスタンダールやら、あちこち脱線したまま突然完結。2015/03/20

にっつぁん

2
ゴーゴリあたりから本当に危険すぎる。解説にもある通り、作者の意図をとらえよう、などとは間違っても思わないこと、とはわかっていながら、のめりこんでしまう。2011/06/03

yoyogi kazuo

1
前半はロシア文学なのでまだついて行けたが、後半の「ドン・キホーテ」になると、まずそちらを読まない事にはどうしようもない感じ。顔を洗って出直しだ。2021/08/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2301684
  • ご注意事項

最近チェックした商品