内容説明
構造主義の、ないしはポスト構造主義の旗手のひとりとして、すぐれて20世紀的な著述家を、いまここの思想家として読む。“浮遊し、迷走し、もつれつつ”ニーチェの「歌」と交響するバルトの「歌」を聴く。
目次
味わい
固定化の拒否
学問の高慢
両義性
ニーチェのひびき/概念=隠喩
戦略なき戦術
歌う声/わたくしにとって…
言語/言語活動/権力
テクストの快楽/絶対の肯定
テクスト/エクリチュール/文学
断片/断片化
Roland Barthespar Roland Barthes
著者等紹介
淺沼圭司[アサヌマケイジ]
1930年、岩手県に生まれる。東京大学大学院修士課程修了。成城大学名誉教授。専攻、美学、映画理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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