美術館・動物園・精神科施設

白川 昌生【著】

水声社（2010/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 268p／高さ 20cm
• 商品コード 9784891767594
• NDC分類 704
• Cコード C0070

内容説明

「根源的な破壊と死、そして苦しみ」にみちたこの世界にあって、アーティストのなし得ることは何か？美術館、動物園、精神科施設の内外において「見せ物」にする／されるという関係における「倫理」とは何か？エランベルジェと中井久夫の彼方へ向けて、今日の「美術」と「美術館」を考える。

目次

「帝国」の時代のアートとアーティスト
美術館・動物園・精神科施設

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コウみん]

本当の芸術とは？本当の表現の意味は？ 見世物として私たちは何を見せて何を見ているか？ 少し哲学的な内容と芸術論が語られているが、本当の表現の自由の意味を考えた。 「根源的な破壊と死、そして苦しみ」表現はそのままだと思う。

2021/11/26

[さとう]

見世物小屋…

2010/07/08