内容説明
ロマネスクでパセティックな詩情が奏でる高原牧歌のリリシズムと都会に哀しく沈むアダージォ。堀辰雄文学の源流を汲み、詩人・立原道造の激賞を受けた小説『薔薇物語』の作者が、筐底深く秘めてきた夢想と苦悩の恋愛詩篇が今ここに、七十年の星霜を経てついに蘇る。
ロマネスクでパセティックな詩情が奏でる高原牧歌のリリシズムと都会に哀しく沈むアダージォ。堀辰雄文学の源流を汲み、詩人・立原道造の激賞を受けた小説『薔薇物語』の作者が、筐底深く秘めてきた夢想と苦悩の恋愛詩篇が今ここに、七十年の星霜を経てついに蘇る。