ファシズム、そして

個数:

ファシズム、そして

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784891766818
  • NDC分類 237.06
  • Cコード C0098

内容説明

未来派、ファシズムを経て、カルヴィーノ、エーコへ―。国家と歴史の境界を超え、先駆者/簒奪者/傍観者/抵抗者として生きた表現者たち。かれらの実験と実践を手がかりに、いま、この時代の“夢”と“現実”をやわらかに映し出す、20世紀イタリア文化論の結晶。

目次

第1部 “ファシスト”たち(アヴァンギャルドの桎梏―マッシモ・ボンテンペッリと未来主義;ファシズム下で無国籍者であること―サヴィーニオをめぐって;ファシズムの物語・物語のファシズム ほか)
第2部 断章(未来派とオリンピック―トリノ五輪開会式を見て;失速する夢;「鉛の時代」の傷痕 ほか)
第3部 “主語”としてのイタリア(イタリアのなかのアメリカ―もうひとつのコスモポリチスム;イタリアのなかのヨーロッパ―エルメティズモ論序説;「参加」の変容あるいは参加する読者―エーコの大衆小説論をめぐって)

著者等紹介

和田忠彦[ワダタダヒコ]
1952年、長野県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京外国語大学教授。専攻、イタリア近現代文学、文化芸術論。エッセイストとして、またカルヴィーノやエーコをはじめとする優れた翻訳者としても定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀬希瑞 世季子

1
"小説であれ絵画であれ音楽であれ、ある表現のなかに身を置くとは、ある特定の〈時間の質〉のなかに身を置くことでもある。そして〈時間の質〉とは〈記憶〉のありようを指すとすれば、わたしたちに問われているのは、その〈時間の質〉を、たとえば〈権力〉との関係において検証することでもあるだろう。このとき、〈権力〉とはわたしたち自身の内にある、けっしてちいさいとは断言しえない〈権力〉を、とりわけ指している。"p.1782025/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/68928
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品