内容説明
現代詩の最先端で活躍する著者が古今東西の詩的テクストを渉猟しつつ詩作の根本動機そして詩/生/死をめぐって繰り広げる壮大な批評の冒険!舞城王太郎からランボー/リルケ/マラルメ/宮沢賢治/吉増剛造まで。
目次
序章 一冊の本を夢みて
第1章 喪のエクリチュール―フランス現代詩のいくつかの場面
第2章 オルフェウス神話を訪ねて―オウィディウスからシュペルヴィエルまで
第3章 鏡と狂気―コクトー/ネルヴァル/ブルトン
第4章 オルフェウスの変容―リルケの方へ
第5章 核心―ブランショ/マラルメ/ランボー
第6章 ULA!―人麻呂から朔太郎へ
第7章 白眉―宮沢賢治をめぐって
第8章 抒情の彼方へ―戦後現代詩に沿って
終章 ニューオルフェウス計画―吉増剛造とともに
著者等紹介
野村喜和夫[ノムラキワオ]
1951年、埼玉県に生まれる。詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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