内容説明
実験的な“語り”が時代と形式を超えた中国絵画への旅に誘う『絵画』。そして、未完の短編小説集『想像のものたち』を中心とした幻想と神秘の物語、幻想文学論「“神秘的なもの”に関する試論」…多岐にわたる“想像のもの”の探究の軌跡。
目次
絵画(絵画;補遺 五つの絵画;『絵画』付録)
想像のものたち(想像のものたち;“神秘的なもの”に関する試論;自己自身に関する試論;ある偉大なる河;一角獣の探索;『想像のものたち』付録)
資料 書簡(一九〇六年一月~一九一六年六月)
著者等紹介
木下誠[キノシタマコト]
1956年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。兵庫県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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