内容説明
文学と生、幻想と覚醒、音楽と言葉のあいだで苦闘したランボー、ゴータマ・シッダールタ、オルフェウス。著者が憑かれ、自らの分身を認めたこの三人をめぐって、生涯にわたって書かれつづけた終わりなき四作品(批評、中篇小説、戯曲)、そしてドビュッシーとの往復書簡を収録する。
目次
二重のランボー
シッダールタ
響きの世界の中で
オルフェウス王
セガレンとドビュッシー
著者等紹介
木下誠[キノシタマコト]
1956年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、兵庫県立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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