内容説明
“セックス”と“自由”と“本”を崇め貪り、“奔放な生”を生き抜いた文学の異端児ヘンリー・ミラーの人生の光と影。
目次
第1部 ニューヨーク・シティ(スケーター 一八九一‐一九〇〇年;仕立屋の息子 一九〇〇‐一九一五年;「妄想の植物」 一九一五‐一九二三年 ほか)
第2部 パリ(パリのアメリカ人 一九三〇‐一九三一年;「勃起した男根の威力」 一九三一‐一九三二年;トロピカル・ストームズ 一九三三‐一九三五年 ほか)
第3部 アメリカ(冷房装置の悪夢 一九三九‐一九四四年;「リトル・ヘンリー、ビッグ・サー」 一九四四‐一九四九年;家庭の人 一九四九‐一九五九年 ほか)
著者等紹介
ディアボーン,メアリー・V.[ディアボーン,メアリーV.][Dearborn,Mary V.]
コロンビア大学で英文学と比較文学の博士号を取得。精緻な資料分析に基づく達意の伝記作家として、またヘンリー・ミラー研究の第一人者として知られる
室岡博[ムロオカヒロシ]
1936年東京生まれ。早稲田大学教育学部(英語英文学科)卒業、同大学英語英文学専攻科修了。目白大学人文学部(言語文化学科)教授。元メリヴィル大学(アメリカ、テネシー州)及びマラスピーナ大学(カナダ、ブリティッシュ・コロンビア)特任教授
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