内容説明
ギリシア哲学からカント、ヘーゲル、マルクス、ベルグソンまで、西洋の大哲学者たちの世界観の根底を流れる衝動を深い共感にもとづいて汲み上げ、人間の生にとっての哲学的思考の意味を開示する著者の哲学的主著、待望の邦訳。
目次
叙述の基本的姿勢に関する導入的考察
ギリシアの思想家たちの世界観
西暦紀元からヨハンネス・スコトゥス・エリウゲナに至る思考生活
中世の世界観
近世の思考発展期の世界観
カントとゲーテの時代
世界観と人生観の古典主義時代の思想家たち
反動的世界観
急進的世界観
精神をめぐる闘い〔ほか〕
著者等紹介
シュタイナー,ルドルフ[シュタイナー,ルドルフ][Steiner,Rudolf]
1861年、クラリエヴェック(スロヴェニア)に生まれ、1925年、ドルナッハ(スイス)に没した。1913/23年、人智学協会を設立し、神秘学のみならず、教育、建築、医学、農業などの分野にも大きな業績を残した
山田明紀[ヤマダアキノリ]
1956年、北海道に生まれる。早稲田大学法学部卒、法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了。学習塾経営。専攻、フランス哲学
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