内容説明
クリスマスの晩、大人は何を夢見るのだろう？「いたずらっぽいものから、変態チック、それにハードなものまで。すべてのファンタスムがこの中に…。二人で読んでも、あるいはソロでも楽し！」。
著者等紹介
ピエール，ジョゼ［Ｐｉｅｒｒｅ，Ｊｏｓ´ｅ］
昨年、他界した元シュルレアリスト。美術批評家としては巨匠的存在であった。小説も数多く残した。近著にＱ’ｅｓｔ‐ｃｅ ｑｕｅ Ｔｈ´ｅｒ｀ｅｓｅ？Ｃ’ｅｓｔ ｌｅｓ ｍａｒｒｏｎｉｅｒ ｅｎ ｆｌｅｕｒｓ（Ｌａ Ｍｕｓａａｒｄｉｎｅ）、Ｌｅｓ Ｂａｒｒｅａｕｘ ｄｕ ｃｏｅｕｒ（Ｍｅｒｃｕｒｅ ｄｅ Ｆｒａｎｃｅ）
大磯仁志［オオイソヒトシ］
１９６９年生。早稲田大学第一文学部卒。立教大学文学研究科博士後期課程在籍。Ｊ．Ｍ．Ｇ．ル＝クレジオを主に、現代フランス文学を専攻
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感想・レビュー
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ヴィオラ
6
クリスマスをテーマにまとめられた、フランスのエロティシズム文学のアンソロジー。ホラー、幻想、SFと、いろんなテイストの短編が入っていてなかなか奥が深くて楽しい読書でした。女性が主人公の話も多かったり、女性が酷い目にあう話がほぼ無かったり、官能小説と聞いてイメージする「男性の妄想や欲望を叶える」ために書かれた作品とは方向性が全然違う印象（といっても、官能小説を読んだ事がほぼ皆無なので、勝手なイメージですが…2020/12/15
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