内容説明
独裁者フランコの死後、急激な社会の変貌と共に、多様性と独創性あふれる新しい文化を生み出すに至った民主スペイン。ペドロ・アルモドバル、アントニオ・バンデラス、パコ・デ・ルシア、ホアキン・コルテスを筆頭に、世界的アーティストを輩出し続けるスペイン文化の現在を考察する。
目次
ポストフランコのスペイン―文化と社会(フランコ体制からポストフランコまで―スペインの社会変容と文化現象について;文化とモダニティ―スペインのケース;社会主義政権下スペインを再考察する)
ポストフランコ文化のパノラマ―アントニオ・ロペスからホアキン・コルテスへ(ポストフランコの文学―小説をめぐって;スペインの現代音楽;フラメンコの現代史 ほか)
アルモドバルとスペイン映画の現在(現代スペイン映画小史;ペドロ・アルモドバル、ポストモダンの映画作家;ポルノグラフィ、マスキュリニティ、ホモセクシュアリティ―アルモドバルの『マタドール』と『欲望の法則』 ほか)
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- 和書
- 物語神功皇后 〈上〉