内容説明
なぜ人はグロテスクなもの、不定形なものに惹かれるのか?ホメロス『オデュッセイア』から、ブラム・ストーカー『ドラキュラ』、ダリ、タンギー等のゲロゲロ・シュルレアリスム、血まみれホラー・ムービー、肉体変形グロテスク・コミック、そしてシリーズ最終作で溶解・拡散してしまったゴジラに至るまで、古今東西の溶解ドロドロ・イメージを縦横無尽に往還し、来るべき世紀末メルト・ダウン・カルチャーの相貌を解読する。
目次
前奏 可溶性ゴジラのために
序 プロテウスの神殿
第1章 溶解衝動
第2章 吸血鬼流動
第3章 「笑う」ゼリー、あるいはゼリー主義宣言
第4章 踊る乳房
第5章 濡れたTシャツ論
第6章 肉体に賢者はいるか?
第7章 ホモ・モンストロブス・『多』のテツガク
第8章 天使もふれるを楽しむところ
結語 グロテスク様式
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜貓子
6
まず装丁が超よい!ジャケ買い!しかも中身も、全てのページがドロドロした枠で囲まれててグッときた。 読み始めは飲み込みにくい感じだったけど、第5章『濡れたTシャツ論』でわくわく、第6章『肉林に賢者はいるか?』でドキドキ加速し、第8章『天使もふれるを楽しむところ』は本当によい!ゾクゾクする文のオンパレードで絶頂!そして『不定形のエロス』にじわーっと包まれる幸せな読後感。 読んでよかった!これきっかけで読みたい本&観たい映画も増えた。2018/08/30
MAYU
0
遠藤先生の本は前から関心があって、読んでみたいと思っていたのですが、予想通り、面白かったです。何よりも新鮮。物質的文化論というか、理系的な視点の分化論というか、僕にはない視点を与えてくれるので、読んでいて楽しいです。これから一冊ずつ遠藤先生の世界を堪能しようと思っています。2012/11/13
BlueBloodWOLF26
0
サブカル的な一冊なのだろうが、これが読んでみると中々に面白い。
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