内容説明
自己の内面で神を体験し、神との神秘的合一を実現しようとする神秘主義の歴史の中でも、13世紀から17世紀にかけての中世ヨーロッパには偉大な神秘家たちが輩出した。本書は、9人の大神秘家たちの思想の今日的意味を問いながら、近代の“新しい自然科学の認識に浸透されつつ、同時に、ベーメとシレジウスが霊を探求した道”を歩まんとする著者が、今世紀初頭、オカルティストとして公然と活動し始めた直後に書かれた重要著作。
目次
マイスター・エックハルト
神の友
ニコラウス・クザーヌス
アグリッパ・ネッテスハイムとパラケルスス
ヴァレンティン・ヴァイゲルとヤーコ・ベーメ
ジョルダーノ・ブルーノとアンゲルス・シレジウス




