内容説明
東アジアの四つの国、韓国・中国・日本・ベトナムの文学史はどのように叙述され、また、どのように展開してきたかを比較し、考察した一冊。
目次
第1章 文学史叙述の経過についての検討(ヨーロッパ各国の文学史;日本文学史;中国文学史;韓国文学史;ベトナム文学史)
第2章 文学史叙述方法の比較(文学史叙述の時期・動機・方式;民族文学史の外延と内包;文学史・思想史・社会史の関係;時代区分の方法)
第3章 文学史の展開を比較することの可能性(共通する時代区分の模索;古代文学;中世前期文学;中世後期文学;中世から近代への移行期文学;近代文学)
著者等紹介
趙東一[チョドンイル]
1939年生まれ。大韓民国慶尚北道英陽郡出身。1962年、ソウル大学フランス語フランス文学科、1966年、ソウル大学国語国文学科卒業。1976年、ソウル大学国語国文学科から文学博士の学位を受ける。啓明大学、嶺南大学、韓国学大学院、ソウル大学教授を歴任し、2004年9月から啓明大学碩座教授。大韓民国学術院会員
豊福健二[トヨフクケンジ]
1943年生まれ。武庫川女子大学教授(中国文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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