内容説明
魏晋の薄葬思想が壁画墓衰退に及ぼした真相、鮮卑慕容氏前燕の鹵簿制度、北魏孝文帝と馮太后一族の関係、東魏‐北斉墓に表れる身分制と民族意識、西域から異質文化の流入など、描き出されている画像資料に基づき、文献資料だけからは窺い知ることのできない諸問題を克明に辿り、その特質を解明。
目次
第1章 三国西晋の壁画墓
第2章 五胡十六国時代の壁画墓
第3章 北魏洛陽遷都前の壁画墓
第4章 北魏後期の石棺画像
第5章 東魏‐北斉の壁画墓
第6章 東晋‐南朝の壁画墓と画像磚墓
第7章 ソグド系の石屏風、石槨画
著者等紹介
蘇哲[ソテツ]
1954年中国遼寧省に生まれ。北京大学修士課程修了。中国魏晋南北朝考古学専攻。北京大学考古学系助手、専任講師、副教授、金城大学社会福祉学部助教授を経て、金城大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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