目次
1 『礼部韻略』(『礼部韻略』における「諱名韻」について;「真福寺本」について―特に、小韻・反切・増字について;「真福寺本」の義注について;「附釈文本」の祖本はどこまでさかのぼれるか;「附釈文本」義注より見た『集韻』義注;「附釈文本」における韻図技法の影響について)
2 『集韻』(『礼部韻略』『集韻』『広韻』三書比較考―「真」「諄」韻及び反切を中心として;『群経音弁』から見た『集韻』と『経典釈文』;『集韻』は『経典釈文』をどのように利用したか;『集韻』における『経典釈文』の二層に分かれる利用形態について;『集韻』義注の信頼性について;『大宋重修広韻』と『大広益会玉篇』)
著者等紹介
水谷誠[ミズタニマコト]
1950年東京生まれ。1981年早稲田大学大学院博士後期課程中退。現在、創価大学文学部教授。専攻は中国語音韻論
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