中国音韻学論集

中国音韻学論集

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 348p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784891744250
  • NDC分類 821.1
  • Cコード C3087

内容説明

本書は、中国音韻学に関する著者の第一期の業績を集成したものである。

目次

第1部 『切韻』(『切韻』反切の諸来源―半切下字による識別;『切韻』小韻の層位わけ;『切韻』の韻序について ほか)
第2部 等韻学・悉曇学・訓詁学(三つの内外転;敦煌文書P2012「守温韻学残巻」について;『悉曇蔵』の中国語声調 ほか)
第3部 近世音(王叔和『脉訣』ペルシャ語訳に反映した14世紀初中国音;『中原音韻』の成書過程;アンズとドンス―唐音の中国原音における鼻音韻尾の音価 ほか)
第4部 通時的・汎時的研究(“了”音の変遷 ほか)

著者等紹介

遠藤光暁[エンドウミツアキ]
1958年新潟県長岡市生まれ。’76年日中学院本科卒、’80年慶応義塾大学卒、’82年東京大学大学院修士課程修了、’85年博士課程単位未取得退学。’82~84年文部省アジア諸国等派遣留学生として北京大学中文系に留学。’85年東京大学助手、’87年青山学院大学専任講師、’91年助教授、’99年教授。’92年フランス社会科学高等研究院ほか欧州諸国で在外研究。中国語音韻史・方言学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品