内容説明
パリの名探偵『メグレ警視』シリーズの生みの親シムノン。夢と狂乱の黄金時代(1920年代)、画家や作家や詩人の卵たちが屯するモンマルトルを舞台に、芸術家や様々な女たちとの交遊を生き生きと描き、大作家シムノンの本質を捉えた異色伝記。
目次
パリへ
大女ジャンヌ
婚約者ティジー
ピラールという女性
モン・スニ通りのアトリエ
パリのヘミングウェイ
結婚
ヴォージュ広場と、デニーズ
大衆長編小説家と、パリの妓楼
『壁抜け男』
ジョセフィン・ベーカーとカフェ“ドゥ・マニ”
メグレの誕生
犯罪者識別パーティ
シムノンの父と母
戦争がはじまった!
「あと二年」の命
弟のクリスチャン
戦後のパリ
著者等紹介
長島良三[ナガシマリョウゾウ]
1936年東京生まれ。明治大学仏文科卒。出版社勤務を経て、フランス文学翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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