“あの日たち”へ - 旭川・劇団『河』と『河原館』の20年

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“あの日たち”へ - 旭川・劇団『河』と『河原館』の20年

  • 那須敦志
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 中西出版(2016/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 258p
  • 商品コード 9784891153328
  • NDC分類 775.6
  • Cコード C0074

出版社内容情報

在京の演劇人からも注目された旭川の劇団「河」が独自性を発揮した1960年代末から活動休止までの約20年間を中心に軌跡を辿る。1970?80年代──。中央の演劇界から遠く離れた旭川で、

奇跡のように存在した劇団「河」の圧倒的な舞台。



川の街・旭川の地で活動した劇団「河」。

1959年の旗揚げ以来、オーソドックスなリアリズム劇をレパートリーとしていた彼らは、70年代を席巻したアングラ・小劇場演劇の高まりに刺激を受け、唐十郎、清水邦夫らの作品を次々と上演。その圧倒的なエネルギーと強烈な存在感あふれる熱い舞台は観客を魅了した。

1976年には、在京劇団の内部分裂により上演不能となった劇作家・清水邦夫の戯曲「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」を作者自身の演出で初演し、在京の演劇人からも注目を浴びる。

常磐公園脇に設けた劇団の拠点「河原館」には多くの若者が集い、旭川の芸術・文化の発信拠点ともなった。

劇団が独自性を顕著に発揮し始めた1960年代末からの約20年間を中心に軌跡を辿る。

プロローグ?はじめににかえて

第1章 劇団「河」の誕生と和久演出の時代

第2章 転機となった「友達」上演

第3章 北修の娘

第4章 清水邦夫作品との出会い

第5章 唐十郎作品との出会い

第6章 「河原館」オープン

第7章 やりすぎたアマチュア

第8章 文化拠点としての「河原館」

第9章 在京演劇人との交流

第10章 オリジナル作品の追求

第11章 「詩人俳優」

第12章 「将門」初演

第13章 清水作品の追求とアイヌ文化探究

第14章 活動停止

エピローグ

あとがきにかえて



劇団「河」上演記録

参考文献一覧

那須 敦志[ナス アツシ]
1957年北海道旭川市生まれの生粋の旭川っ子。高校3年生の時に観た劇団「河」の舞台に刺激を受け上京を決意。明治大学文学部演劇学科に入学、学生劇団「活劇工房」で舞台創りに携わる。
1982年NHKに入局。札幌放送局放送部勤務の後、記者、ニュースディレクターとして道内各放送局や東京のニュースセンターで勤務。2010年に旭川放送局長となり、4年間の勤務中、地域の古い映像を紹介する試みを自ら企画し開催。その成果を「知らなかった、こんな旭川」(2013年・中西出版)にまとめる。
2014年7月から、NHKサービスセンター札幌支局長を務める。