内容説明
元朝日新聞報道カメラマンの石井一弘が作家・三浦綾子の作品の舞台を訪ね撮りためた写真と作品の文章をコラボレーションした写真集。
目次
氷点
ひつじが丘
積木の箱
塩狩峠
道ありき
続・氷点
残像
細川ガラシャ夫人
天北原野
石の森
広き迷路
泥流地帯 続・泥流地帯
海嶺
愛の奇才
ちいろば先生物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
86
三浦綾子の小説の舞台となった風景を旅して撮った写真集。例えば「氷点」で幼子が犯人に手をひかれ歩いていった橋など。写真も素晴らしいが、三浦綾子の小説が後々まで胸に風景を残してくれるものだということが又、素晴らしい。懐かしい北海道の風景が心を落ち着かせる。石井一弘氏は報道カメラマンを退職後、札幌に移り住んでいるとのこと。北方領土と対峙する半島に惹かれ写真集を出している。国境ではないのに国境のような隔たりと悲しみを感じる場所。国後島を初めてこの目で見た日の衝撃が忘れられない。日本にとって大事な場所だと私も思う。2016/10/27
ipusiron
0
P28塩狩峠2010/02/07
PukaPuka
0
三浦綾子の著作の風景を旅する写真集。コロナ明けには訪ねたい。2021/10/08