出版社内容情報
「アジャイル開発」とは、agile(俊敏)の名のとおり、品質を保ちながら短期間でソフトを開発するための手法の総称です。その手法の1つが本書で解説する「スクラム」。スクラムとはアジャイル開発特有のプロジェクト管理手法で、チームの自己管理を重視しながらプロジェクトを成功に導く方法です。本書はソフト開発プロジェクトにスクラムを適用するためのガイドブック。多くのケーススタディによってスクラムの考え方が実践的に理解できます。
目次
推薦のことば
序文:なぜスクラムが良いのか
目次
背景:スクラムの科学
新しい管理責任
スクラムマスター
カオスから秩序へ
プロダクトオーナー
スクラムプロジェクトの計画
プロジェクトの報告―すべて目に見えるように
チーム
スクラムを使用したプロジェクトの拡張
著者等紹介
シュエイバー,ケン[シュエイバー,ケン][Schwaber,Ken]
1990年代の初頭に、Jeff Sutherlandと共にスクラムプロセスを提唱しました。以来、スクラムを使って、混乱した開発プロジェクトと格闘する組織を助けてきました。2001年の「アジャイル開発宣言」の調印者の1人として、彼はNPOのアジャイルアライアンスの設立に尽力し、現在、議長を務めています。彼は30年以上にもわたるさまざまなシステム開発の経験から、多くの講演や講習を行っています
長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
1986年東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞社を経て、1989年テクノロジックアートを設立。OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務める。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。UMLによるオブジェクト指向セミナーの講師、UML関連のコンサルティングを行っている。UML Profile for EDOCの共同提案者、ISO/IEC JTC1 SC32/WG2委員、情報処理相互運用技術協会(INTAP)オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員。明星大学情報学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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