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内容説明
華道家、花き研究家、花屋さんなど、お花のプロが最新知識から伝承法まで、お花を元気にするテクニックをイラストや写真を交えてわかりやすく解説します。
目次
第1章 切り花が弱ってしまう理由(花が出すSOSに気づいていますか?;切り花はなぜしおれてしまうのか ほか)
第2章 花持ちを良くするために知っておきたいこと(新鮮で元気な花を選ぶコツ;花屋さんに足を運んで花選びに磨きをかける ほか)
第3章 花を元気に咲かせる水あげテクニック(切り花をきれいに長く咲かせるには;水あげテクニック一覧 ほか)
第4章 花を長く楽しむためのデイリーケア(毎日のお手入れ術;いただいた花を長持ちさせるワザ ほか)
付章 水あげ早見表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むぎじる
28
切り花が、しおれたり枯れてきたりしても、すぐにあきらめないコツが満載。水切り→深水(①花を、茎下5~10cmを残しすっぽり新聞紙にくるむ②水切りまたは水折りしたものを深めの器に入れて冷暗所で1時間置く)が基本。湯あげ(①茎下10cmほど残して新聞紙にくるむ②茎下が5cm程度つかる熱湯につけ、切り口から泡が出なくなるまでつける③深水で1時間)。花によって方法が違い、とても勉強になった。2014/03/23
G-dark
5
水あげのコツを知って少し手間をかけて花をお世話するのと、雑に扱うのとでは、花の命の長さがまるで変わるから驚きです。成長ホルモンの一種であるエチレンが一定濃度を超えると花の老化が始まること、バクテリアが繁殖して花の導管に詰まって水のあがりを邪魔することなど、花が萎れていく理由を教えてくれる本。手入れをしているハサミで茎を切った花は5日経っても萎れず美しいまま。なのに、サビや汚れのついたハサミで茎を切った花は切り口が綺麗ではないし、5日経ったら萎れてしまいました。道具を清潔に保つことも花への愛情なんですね。2017/02/25
うさっぴ
2
切り花をもっと長持ちさせる方法が知りたくて読みました。切り花を買ったら、葉・トゲ・つぼみの下処理をする→水中で茎を斜めにカットする「水切り」→「深水」で茎の半分以上を浸す。水は毎日変えて、花器の内側を綺麗に洗い、しぼんだ花や古くなった葉を取り除き、「切り戻し」で切り口をフレッシュにする。分かりやすくて、とても参考になりました。2016/06/20
僕素朴
0
昔、母が花を買うと花首を下に向けていたけど、逆立ちでエチレン出ちゃうからNG。水折りって知らなかった。毎日切り戻して水替えしたバラと1w手入れしないバラの比較写真、面倒だけどちゃんとやろうって気になる。できれば間に1日おきに手入れした場合も比べて欲しかったけど…。古い花と新しい花を混ぜると古い花のエチレンの影響でいたみが進む。でもうちはハナノヒだからなあ。花首もたれたら水切りして花首まで深水。花は昔より長持ちになっている。品種改良、流通システムの改良、品質管理の徹底。湯揚げや焼くのは大変そうだけど、→2019/12/02