感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁Lei❁
13
入試のために読みました。丁寧で、噛み砕いたわかりやすい書き方がとても良かったです。赤シートで隠れるまとめページも役に立ちました。おすすめ。
PONSKE
8
近代史を学び直したくて、幕末以降をまとめた『日本史A』を読んでいた。ところがそれでも挫折…。さらにレベルを下げてみようと手にしたのがこの本だ。出来事を順序立てて説明し、情報もコンパクトにまとまっている。大まかな流れを掴むにはおすすめだ。それでも政党や内閣の移り変わりは暗記っぽくなるので難しいのだが。本書を読了したので、再び『日本史A』にチャレンジしてみたい。2022/02/28
マープル
6
先日、『保守主義とは何か』(宇野重規)(中公新書)を読んで、日本の近現代史を復習してみたくなって購入。歴史に一本の筋を通してくれるので理解しやすい。ただし、あくまでも大枠であって、詳細は教科書に当たらなくてはいけないのだろう。読んでみて自分が情けなくなったのは、むかし学んでいるはずのなだが、かなり忘れていること。次はもう少し詳細のある書物に当たろうと思う。2020/05/10
Eradist
5
明治開国から昭和の55年体制までの流れがざっくりと分かる本。受験参考書なので用語が多数出てくるが、読み物としても普通に面白い。満州事変や自衛隊の成立などの記事を目にすることは多いが、歴史の流れはやっぱり本でないとつかみにくい。2018/10/09
(k・o・n)b
4
日本史復習用。やや幅広の「年代」毎にキーワードを付し、その内部は内閣毎に簡潔に出来事がまとめられていて、記憶に定着しやすいので有難い。ただ、ところどころ疑問符をつけたくなる記述も(韓国併合は植民地化ではない?)。「分かり易さ」は複雑な経緯や対立する見解を捨象して一本の論理のみで説明することと表裏一体だと思うので、立場により意見がガラッと変わる近代史でこの調子の説明は、特に高校生にとっては毒でもあると思った。そうはいっても自分も勉強中の身なので、まずは本書を一つの立場として受け止め次のステップに進みたい。2021/10/16