内容説明
ゴール・マシーン―世界最高峰リーグ、イタリア・セリエA、ACミランのエースストライカーに与えられた称号だ。本書は、悲惨な原発放射能事故があったチェルノブイリ近郊で過ごした少年時代から、2004年度欧州最優秀選手を獲得するまでの、ウクライナ人サッカー選手、シェフチェンコの軌跡である。
目次
チェルノブイリ出身の少年
スーパースターになることは彼の宿命だった
キエフから、情熱をもって
あのナポレオン…の証しとして
ピッチは、豊富なタレントたちが舞うACミランのための舞台
心の中のミラノ
ボスポラス海峡から、ミラノ運河へ
ストライカーの友人
プレゼントはゲームの演出家
あの1987年の…
リーダーになったら
最高のゴール量産マシーン
新しい歴史に向けて、勝利の胸章が飛翔する
著者等紹介
カターニア,エンツォ[カターニア,エンツォ]
1940年、イタリア、シチリア島のメッシーナ近郊サン・テオドーロ生まれ。ジャーナリスト、作家。政治、時事問題、最新流行事象についてのホットな話題に関心が強い。1997年まで、日刊紙『ジョルノ』編集長。20冊以上の著作がある
廣江章[ヒロエアキラ]
1953年、岐阜県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。エレクトロニクス・メーカー入社後、1979年から2年間、ペルージャ外国人大学へ留学。そこでイタリアの強烈なサッカーに出会う。1982年より6年半、ミラノ在住。1986年の西ドイツW杯では、イタリアを眼前で体験する。その後、国際部門、広報を経て2003年に退社。現在フリーの翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。