内容説明
「米国第一」を掲げるトランプ大統領の登場で、世界は混沌とし始めている。米国が通商問題で中国と手を結び、尖閣や南シナ海など安全保障問題で譲歩することも絵空事ではない。中国と北朝鮮という脅威に直面する日本は、さらなる日米同盟の深化を探るが、その先行きには不安が拡がっている。だが、問題を解く鍵はある。日本がたどってきた冷戦終結から25年の道程を検証することだ。本書は国の骨幹である安全保障を真剣に考えるための入門書である。
目次
第1章 危機になす術なし1990年代日本の現実(激震、湾岸戦争;「一国平和主義」はなぜ生まれた;綱渡りの国際協力活動)
第2章 激変する安保情勢と日本の無策―90年代の危うい日米同盟(目的を見失った日米同盟;「危機」に何もせず、何もできない日本;軸足のない冷戦後の防衛政策)
第3章 迫る危機、追われる日本―2000年代日本の現実(「普通の国」への試行錯誤;「9・11」テロの衝撃;核とミサイル―決断は1分;巨龍(中国)出現、東シナ海波高し)
第4章 危機の壁―問題山積の2010年代(核の脅威;東シナ海攻防戦;同盟の行方)
終章 これからの安全保障―トランプ大統領と日米同盟(最前線はいま;トランプ大統領と日米同盟;日本の針路(あとがきにかえて))
著者等紹介
勝股秀通[カツマタヒデミチ]
日本大学危機管理学部教授。専門は防衛・安全保障と危機管理。1958年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、83年読売新聞社に入社。北海道支社などを経て東京本社社会部勤務、93年から防衛庁・自衛隊を担当。その後、初の民間人として防衛大学校総合安全保障研究科(第1期生)で修士号取得。解説部長兼論説委員、編集委員などを経て2016年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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