内容説明
正しいドアの蹴破り方から防弾チョッキに自分の血液型を大きく書いておく理由。容疑者が半身に構えたら拳銃を隠し持っている証拠。九割の人はまともで、残りの一割が問題を起こす「90対10の法則」等々…サンフランシスコ市警の現役巡査部長が銃社会アメリカならではの犯罪シーンを400のコラムで紹介。同僚警官を殺害した犯人や性的虐待を繰り返す小児性愛者を前にしたときの怒り、強盗がたてこもる銀行で現金を下ろそうとする顧客を見たときの困惑など、日々の戦慄を深い洞察とユーモアで語り尽くす!
目次
発砲
武力行使
想定外の事態
市民との付き合い方
未成年者の犯罪
季節と警察業務
法廷と法令順守
容疑者追跡
酒とドラッグ
犯罪捜査
交通取り締まり
死体
売春婦と客
家庭内暴力
同僚警官
嘘つき
逮捕
スラム街の治安維持
警官の心得
著者等紹介
プランティンガ,アダム[プランティンガ,アダム] [Plantinga,Adam]
カトリック系市立大学「マーケット・ユニバーシティ」で英文学ならびに犯罪学・法律を専攻。1995年優等で卒業。全米優等学生協会会員。著者の短編『無題』はアンソロジー『25歳以下のフィクション』に収録された。2001年から2008年までミルウォーキー市警で勤務。現場訓練教官も務めた。現在、サンフランシスコ市警巡査部長
加藤喬[カトウタカシ]
元米陸軍大尉。都立新宿高校卒業後、1979年に渡米。アラスカ州立大学フェアバンクス校ほかで学ぶ。88年空挺学校を卒業。91年湾岸戦争「砂漠の嵐」作戦に参加。米国防総省外国語学校日本語学部准教授(2014年7月退官)。著訳書に第3回開高健賞奨励賞受賞作の『LT―ある“日本製”米軍将校の青春』(TBSブリタニカ)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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