内容説明
世界で最も優秀かつ経験豊富なイスラエルのインテリジェンス・コミュニティの真の姿を明かした政府公認の初の情報戦史。執筆者は軍情報機関アマン、モサド、シャバックの元長官、ヒューミント、シギント、オシント各部隊の指揮官、上級アナリストなど全員がその分野のエキスパートであり、37の論文と貴重な資料がおさめられている。
目次
第1部 情報機関の長が明かす秘密作戦(3つの情報機関;進化するIDIの能力;モダドの任務と展望;再構築されたISA)
第2部 インテリジェンス機関の創設(独立戦争;モサドの創設;ISAの創設)
第3部 諜報作戦の成功と失敗(スザンナ作戦(1954年)
ロッテム作戦(1960年)
六日戦争前の情報収集活動(1967年) ほか)
第4部 新たな舞台でのインテリジェンス(レバノン情勢とイスラエルの情報機関;コンバット・インテリジェンス;パレスチナ情勢をめぐるインテリジェンスの課題 ほか)
第5部 イスラエル情報機関の活動(諜報活動とテクノロジー;諜報活動とシギント;ヒューミントと諜報活動 ほか)
第6部 イスラエル情報機関の実力(ザ・モサド;軍事作戦とインテリジェンス;政策決定者とインテリジェンス機関の長の関係;デビルズ・アドボケイト ほか)
著者等紹介
ギルボア,アモス[ギルボア,アモス] [Giloboa,Amos]
准将(予備役)。IDI(イスラエル国防軍情報機関アマン)作成・分析課の元責任者。アラブ問題担当首相顧問、駐米武官、またイスラエルのヘルツェリア学際センターの講師などを務める
ラピッド,エフライム[ラピッド,エフライム] [Lapid,Ephraim]
准将(予備役)。IDI本部情報収集課の元責任者。国防軍のスポークスマンも務める。現在、バー・イラン大学で講義している
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月有罪確定。現在は執筆活動に取り組む。『国家の罠』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞
河合洋一郎[カワイヨウイチロウ]
1960年生まれ。米国ボイジ州立大学卒業。国際関係論専攻。90年代初めより、国際問題専門のジャーナリストとして、中東情勢、テロリズム、諜報機関その他を取材。「週刊プレイボーイ」「サピオ」などに記事を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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