イスラエル情報戦史

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イスラエル情報戦史

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  • サイズ A5判/ページ数 373p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784890633289
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0031

内容説明

世界で最も優秀かつ経験豊富なイスラエルのインテリジェンス・コミュニティの真の姿を明かした政府公認の初の情報戦史。執筆者は軍情報機関アマン、モサド、シャバックの元長官、ヒューミント、シギント、オシント各部隊の指揮官、上級アナリストなど全員がその分野のエキスパートであり、37の論文と貴重な資料がおさめられている。

目次

第1部 情報機関の長が明かす秘密作戦(3つの情報機関;進化するIDIの能力;モダドの任務と展望;再構築されたISA)
第2部 インテリジェンス機関の創設(独立戦争;モサドの創設;ISAの創設)
第3部 諜報作戦の成功と失敗(スザンナ作戦(1954年)
ロッテム作戦(1960年)
六日戦争前の情報収集活動(1967年) ほか)
第4部 新たな舞台でのインテリジェンス(レバノン情勢とイスラエルの情報機関;コンバット・インテリジェンス;パレスチナ情勢をめぐるインテリジェンスの課題 ほか)
第5部 イスラエル情報機関の活動(諜報活動とテクノロジー;諜報活動とシギント;ヒューミントと諜報活動 ほか)
第6部 イスラエル情報機関の実力(ザ・モサド;軍事作戦とインテリジェンス;政策決定者とインテリジェンス機関の長の関係;デビルズ・アドボケイト ほか)

著者等紹介

ギルボア,アモス[ギルボア,アモス] [Giloboa,Amos]
准将(予備役)。IDI(イスラエル国防軍情報機関アマン)作成・分析課の元責任者。アラブ問題担当首相顧問、駐米武官、またイスラエルのヘルツェリア学際センターの講師などを務める

ラピッド,エフライム[ラピッド,エフライム] [Lapid,Ephraim]
准将(予備役)。IDI本部情報収集課の元責任者。国防軍のスポークスマンも務める。現在、バー・イラン大学で講義している

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月有罪確定。現在は執筆活動に取り組む。『国家の罠』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞

河合洋一郎[カワイヨウイチロウ]
1960年生まれ。米国ボイジ州立大学卒業。国際関係論専攻。90年代初めより、国際問題専門のジャーナリストとして、中東情勢、テロリズム、諜報機関その他を取材。「週刊プレイボーイ」「サピオ」などに記事を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Koning

29
イスラエル情報機関のモサド、アマン、シャバックの公刊戦史的論集。中東唯一の民主主義国家で人口的には小国であるイスラエルの生存に重要な情報戦を支えてきたという自負をも含めてのバイアスは当然あってしかるべきだが、公開できる部分に限ってもなかなかに強かである意味苛烈な感じ。かの有名なシャンパンスパイと渾名されたウォルフガング・ロッツの話もちらっとでてくるがああいう往年のスパイ小説を彷彿とさせるあれこれがすっかり過去のものであるというのもよく分かる。現代に近づくにつれやはりイランとの対立と、非対称戦が目立つ2016/01/30

masabi

18
イスラエルのインテリジェンス機関であるIDI(アマン)、モサド、ISA(シャバック)に関する論文集。建国以来周辺国との戦争やテロが絶えず起こるなかで、情報収集と分析が国の存亡に関わる。秘密裏に行われる作戦で培われた能力や科学技術を活かして民間企業を興し、イスラエルの成長を率いる元軍人もいる。エージェントに対する手厚い保護と国防の重要な職務が優秀な人材を惹き付けるのだろう。モサドの作戦オプションのなかにはテロや要人暗殺までをも含む。2015/12/06

BLACK無糖好き

12
イスラエルのインテリジェンス・コミュニティを構成する3つの情報機関 ◇IDI(アマン)、◇モサド、◇ISA(シャバック)。主な情報収集活動:シギント(シグナル諜報)、ヒューミント(人的諜報)、ビジント(ビジュアル諜報)、オシント(オープン・ソース諜報)。インテリジェンス活動で重要なのは人間の知恵、独創力。諜報活動のテクノロジーに関わった人々の国家への貢献は防衛だけにとどまらず、ハイテク産業とベンチャー企業発展の原動力となった。敵に囲まれた厳しい環境を逆に国家の強みに変えた所にイスラエルの凄味を感じる。 2016/07/17

nureyev

4
報告書の体裁なので、読み物としては少々味気ない イスラエル諜報機関についての関係者の話が続くので、内容は興味深かった2015/10/05

ソウ

4
3つの情報機関、アマン(IDI):イスラエル国防軍(IDF)参謀本部内、イスラエル最大の情報機関、情報収集・分析。モサド:首相府直轄、対外諜報・特務工作。シャバック(ISA):首相府直轄、対テロ等治安維持・防諜活動。創設の過程、目的、活動内容、成功と失敗例等。ヨムキプール戦争での失敗例の件(エジプトが発する幾つものシグナルを汲み取れず)が印象的。総合辞典的な内容で、スパイ小説的な内容の「モサド・ファイル」に比べるとスリリングさに欠ける。2015/08/13

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