二つの祖国を生きた台湾少年工

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784890633043
  • NDC分類 916
  • Cコード C0030

内容説明

大戦末期、労働力不足を補うため、八四〇〇人余の台湾の少年たちが志願して日本本土へ渡ったことを知る人は少ない―平均一四、五歳の彼らは、全国の航空機工場に派遣され、海軍機の製造と整備に従事した。その高い技術と仕事への忠誠心は各地で称賛され、この年ごろの日本人としては誰よりも勇敢に戦った。終戦を境に中華民国の国民となった彼らを待っていたのは、厳しい戒厳令下の台湾だった。本書は、二つの祖国の最も困難な時代を生き抜いた台湾少年工たちの苦闘の記録である。

目次

第1章 期待に応えた台湾少年工
第2章 宿命のリーダー―李雪峰物語
第3章 最後まで欠かさなかった恩師の墓参り―宋定國物語
第4章 健気に戦う少年工に日本人は優しかった―方錫義物語
第5章 日本を愛した台湾万葉歌人―洪坤山物語
第6章 来世はぜひ日本人として生まれたい―黄茂己物語
第7章 ビジネスと政治の世界で成功した少年工―何春樹物語
第8章 心洗われる台湾日本語世代の考え方
第9章 台湾少年工よ、永遠なれ―「台湾高座会留日七〇周年歓迎大会」への取り組み

著者等紹介

石川公弘[イシカワキミヒロ]
昭和9年生れ。昭和18年小学校長から海軍工廠寄宿舎舎監に転じた父と大和へ。早大大学院商学研究科修士課程卒、経営教育に従事、東経大講師、日本ビジネスペンスクール取締役を兼務しながら、大和市議会議員を28年務める。市議会議長時代に元台湾少年工と再会、台湾高座会留日50年、60年、70年歓迎実行委員長。高座日台交流の会会長、日本李登輝友の会常務理事、日台稲門会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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邑尾端子

3
「私はときどき、自分が台湾人なのか、日本人なのか分からなくなるのです」と元少年工の一人は語る。日本人として生まれ、日本人として育ち、日本人として働き戦った彼らは、突如、終戦の日を境に中華民国人として生きることになった。日本と台湾、2つの国の激動の時代を生きた6人の男性の人生を記録した一冊。戦後70年が近づき、彼らの世代は年々少なくなりつつある。もっともっと多くの人が、彼らの思いを知り、そして、これからの世代に語り継いでいかなくてはならないと思う2013/05/14

コダマ@ようやっとる!

2
第二次大戦の末期に日本国内の労働力が低下したため、当時日本の植民地下にあった台湾から8400人の少年たちが日本に渡り寒さ、労働、米軍の爆撃と過酷な生活した。終戦後、蒋介石統治下の台湾で生きてきた少年たちの苦闘が書かれている。2015/04/06

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