内容説明
女性ゆえの能力を発揮できる分野が自衛隊の中にもきっとある―女性自衛官の草分けとして、男社会のパワハラ・セクハラを持ち前のバイタリティではね返し、女性初の地方協力本部長も務めた海上自衛隊1佐の型破りな人生。東日本大震災では即応予備自衛官を招集し救援活動を支え、退官後は大阪府立の学校長として「教育」にチャレンジ。「男女区別平等論」の観点から働く女性にエールを送る。
目次
東日本大震災への対応
心のふるさと“江田島”
“女は乗せない戦艦”との闘い
米軍から学んだこと
オペレーション分野への挑戦
英語で苦労したこと
女性としての悩み
家族の絆と友人に恵まれて
リクルートの現場
自衛隊をPRすること
地域に根ざした活動
世界に羽ばたく女性たち
私の健康法
後輩に残すもの
指揮・統率の神髄
新たなミッション
著者等紹介
竹本三保[タケモトミホ]
昭和54年3月奈良女子大学卒業、同年4月海上自衛隊幹部候補生学校入校(第4期婦人課程)、55年横須賀教育隊教官、56年幹部候補生学校教官、57年東京通信隊、61年自衛艦隊司令部、63年プログラム業務隊、平成4年航空集団司令部幕僚、5年海上幕僚監部防衛部通信課、7年海上幕僚監部防衛部防衛課、9年中央通信隊群司令部幕僚、10年厚木航空通信隊長、13年海上幕僚監部指揮通信保全班長、14年自衛隊兵庫地方連絡部募集課長、16年舞鶴システム通信隊司令、18年システム通信隊群司令部首席幕僚、19年呉システム通信隊司令、20年自衛隊青森地方協力本部長、23年中央システム通信隊司令、23年12月退官(1等海佐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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