内容説明
「扇子」「手ぬぐい」「風呂敷」「ふんどし」「わらじ」…高温多湿の自然環境から生まれた日本の知恵が、節電対策として今ふたたび見直されている。昔から日常的に使われてきた「和の道具たち」は、簡素なデザインだけに応用が利き、工夫を加えて使いこなせれば、日常から野外まで自分だけのお気に入りの装備に変えられる。百点余りのイラストをまじえて、和の道具の素晴らしさを今に伝える。
目次
第1章 四角の一枚布を活用する
第2章 歩きの道具たち
第3章 雨具、簡易天幕、細引き
第4章 古き時代の炎を楽しむ
第5章 食事と野外の衛生を考える
第6章 和式ナイフを山で使う
第7章 野外での暑さ寒さ対策
第8章 緊急時に活用できる和の道具たち
著者等紹介
平山隆一[ヒラヤマリュウイチ]
1953年、栃木県生まれ。一般市民による防災と防犯を調査・研究・実践する市民防衛フォーラムのメンバー。国内外でのアウトドアの経験を基にした、道具の活用術を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。