内容説明
武士道を身につけた兵士を養成できれば世界最強の特殊部隊ができる―自衛隊初の特殊部隊創設を任された著者は、その行動理念を「武士道」に求め、技術だけでなく精神面においても精強な部隊を創りあげた。初の実任務となったイラク派遣では現地で民心をつかむ日本的手法が高く評価された。日本の武道の目的は相手を殺傷することではなく、相手の邪気を清め、共存共栄の道を開くことにある。千年の時間をかけて創られた「武士道」の神髄に迫る。
目次
第1部 大義の下の戦い(日本人が忘れたもの;「大義」を喪失した日本;戦わない日本人;グローバリズムのもたらすもの;「人権思想」の限界;個人の「自由」が暴走する社会;普遍的な神道の考え方;日本建国の理念;人間の真心を具現する武士道;武士道の体現者;自然の摂理に従い生きる;共存共栄をめざす武士道精神;武士道精神が世の中の邪気を祓う)
第2部 戦う者たちの武士道(戦いの目的;行動する勇気;持続する気力;実効性のある能力;力の組織化)
著者等紹介
荒谷卓[アラヤタカシ]
昭和34年(1959)秋田県生まれ。大館鳳鳴高校、東京理科大学を卒業後、昭和57年陸上自衛隊に入隊。福岡19普通科連隊、調査学校、第一空挺団、弘前39普連勤務後、ドイツ連邦軍指揮大学留学(平成7~9年)。陸幕防衛部、防衛局防衛政策課戦略研究室勤務を経て、米国特殊作戦学校留学(平成14~15年)。帰国後、編成準備隊長を経て特殊作戦群初代群長となる。平成20年退官。1等陸佐。平成21年、明治神宮武道場「至誠館」館長に就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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