内容説明
自衛隊制式ライフルとして部隊配備が進む89式小銃。生産数が限定的で世界一高い軍用小銃といわれるが、各国の小銃を参考にして作られただけに、その性能は世界トップレベルだ。自衛官として89式小銃を扱い、これまで百種類以上の小火器を射撃した経験をもつ著者が、89式小銃のメカニズムから銃の構え方、射撃法、メンテナンスまで、ライバル銃との比較を交えて徹底詳解する。
目次
第1章 89式小銃の射撃訓練
第2章 日本軍用小銃史―89式小銃に至る道
第3章 89式小銃のライバルたち
第4章 最高の89式小銃
第5章 89式小銃5.56ミリ実包
第6章 89式小銃射撃の基礎知識
第7章 陸上自衛隊CQB訓練
第8章 89式小銃の手入れ法
第9章 89式の発展型と次期小銃
「あとがき」にかえて 小銃は国産でなければならない
著者等紹介
かのよしのり[カノヨシノリ]
1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校卒業。北部方面隊勤務後、武器補給処技術課研究班勤務。2004年定年退官。世界各国の百種類以上の小火器を実際に射撃し、長年狩猟にも親しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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