感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有坂汀
8
イギリス軍における特殊部隊の中でも精強な人間たちが集い、特殊部隊の「お手本」になっているといわれる英陸軍特殊空挺部隊「SAS(スペシャル・エア・サービス)」。僕が本書を読んでいたのは大学時代のことであり、当時読んでいたマンガの一つである浦沢直樹の『MASTERキートン』(小学館で現在は 『MASTERキートン 完全版 コミック 全12巻』と続編である『MASTERキートン Reマスター』がある)を読んでいたせいもあったのでしょう。キートン先生はSASのサバイバル術の教官まで勤めていた経歴がありましたから。2025/05/10
海辺で読書
5
読み物として普通に面白い。 様々な状況における生存方法や食糧になる動植物についての知識・その捕獲方法、サバイバルに使える道具類の紹介やワナの仕掛け方、はたまた車のエンジントラブルの解消法など、載っている内容は多岐に渡る。 中には『(食糧に困ったら)木の洞をまさぐり子リスを取ると良い』など、ネタにしか聞こえない様な記述もあり、読み手を飽きさせない。 サバイバルの知識を得る為、というよりも雑学の知識を広げる書物として読み進めると楽しめる一冊だと思う。2010/12/11
GASHOW
4
生き延びるための知識は幅広い。軍人の教育課程にはあるが、一般の教育でも知るべき内容があると思う。クラブ活動の顧問が遭難させたようなことがあったが教員の資格にこれらが無いのが原因だろう。ただ、教育内容が軍隊のようなものになるし、野生動物のさばき方や罠など子供が知ると犯罪に発展すると手に負えないから、文明に飼いならす人への教育としては使わないのもわかる。人類の歴史はサバイバルだったので、古代の人たちは生きる知識として植物の毒とかキケン動物などは学んでいたのだろう。2017/06/16
サニジョプッ
3
厨二病をこじらせていた頃に読んでいた。予定では世紀末に故郷が北斗の拳化するので、学生総長として全県を掌握した後に革命軍を率いて帝都に向け北上、そのまま国会議事堂を占拠してカストロと連携を取り、在日米軍・露西亜・北朝鮮・中国を相手取って全面対決するつもりだった。残念ながら、本書が役に立つ機会はなかった。
あ
2
これを読んでいると、自分がいかに日常を緩く生きてるか思い知らされる。役に立つかどうかは分からないけれど、読んで覚えておいて損はない一冊。2011/10/15