内容説明
日本の防衛費を抜き、いまや世界第2位の軍事予算を持つ中国人民解放軍。これまでは旧式兵器ばかりで、質では自衛隊に劣るとされていたが、もはや質の格差はなく、数において日本を圧倒する日が近い。核ミサイルを日々増強し、原潜を持ち、空母保有を目指す中国軍の実態を、わが自衛隊戦力と比較しながら明らかにした初のデータブック。
目次
はじめに 中国軍と自衛隊、この二つの奇妙な軍隊
1 核戦力
2 陸上戦力―中国陸軍vs陸上自衛隊
3 海上戦力―中国海軍vs海上自衛隊
4 航空戦力―中国空軍vs航空自衛隊
まとめ 日中もし戦わば…
著者等紹介
かのよしのり[カノヨシノリ]
1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校卒業。北部方面隊勤務後、武器補給処技術課研究班勤務。2004年定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
前半分を費やして、歩兵武装の小銃と機関銃の性能比較。著者は両国の銃を手にとった経験あり╱白兵戦が軍事活動の基本とは言え、上陸戦、あるいは第三国で対峙するという状況でどちらの士気が高いだろうか。陸戦では技量と士気が重要/戦車戦まで想定はできないが、戦車には戦車でしか対抗ができない╱「万一の場合」に備えて練度を保っつが、実戦で使用されたことのない兵器は信頼性がない。アメリカ製が珍重される所以、しかしとんでもない高値で売り付けられたこともあると告発。武器禁輸の不経済╱中国はパクリが多い、あらゆるジャンルと同じく2020/01/25
たかひー
0
★★★2012/08/16