図解 日本陸軍歩兵

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  • サイズ A5判/ページ数 259p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784890631988
  • NDC分類 396.5
  • Cコード C0030

内容説明

近代日本の盛衰と運命をともにし、昭和20年の敗戦で姿を消した帝国陸軍歩兵―その編制・装備から訓練・戦術・作戦まで、歩兵のすべてを正確に記述。建軍いらい陸軍指導部がどのように情勢を判断し、どんな考えのもとに作戦を指導してきたのか?また陸軍の使命達成に尽力し軍を構成してきた無数の下士官・兵の生活はどうであったか?細密なイラストと詳細な解説で歩兵の実像を再現した決定版。

目次

歩兵が陸軍の主兵力になるまで
歩兵教練と個人装備
歩兵科兵器
陸軍の組織と編制
陸軍軍人とは
建軍から西南戦争―陸軍史1
日清戦争―陸軍史2
日露戦争―陸軍史3
軍縮時代―陸軍史4
日中戦争―陸軍史5
ノモンハン事件―陸軍史6
アジア太平洋戦争―陸軍史7

著者等紹介

中西立太[ナカニシリッタ]
1934年3月18日、長野県上田市で昭和初期の童画家・中西義男の長男として生まれ、父に絵を学ぶ。1955年、小学館の学習月刊誌でイラストレーションを描き始め、その後、各月刊誌や図鑑などで、口絵や挿し絵を描く。1962年、小学館科学図説シリーズ『人類の誕生』で第9回サンケイ児童出版文化賞受賞

田中正人[タナカマサト]
1963年兵庫県伊丹市生まれ。専門は日本中世文学。『太平記』に関する研究で修士号を得る。軍事に対する関心は10代の頃からだがまったくの独学で、まとまったものとしては『図解 日本陸軍歩兵』が最初のものとなる。現在、「文民の眼から見た軍事史」を編みたいという希望を持っており、またそれに関連して軍制、軍隊教育(とくに精神教育)、軍民関係とその周辺について勉強中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

12
前半はタイトル通りの「図解」による日本陸軍歩兵についての理解を進める本。後半はむしろ陸軍の戦闘戦史概要といったところ。日本近代史、昭和戦前史に興味があって既に読み込んでおられる人には物足りないが、入門書としては非常によろしいかと思う。2016/07/03

兵衛介

3
歩兵の解説に特化した本かと思ったら後半はありきたりな日本陸軍組織、戦史の解説になっていて期待はずれだった。2009/08/02

shikami

2
表紙に惹かれて購入。確かに前半のイラスト部分と後半の陸軍組織&通史は乖離している印象です。ただ自分的には日本陸軍を体系的・包括的に知るという意味で、後半のほうが大変参考になりました。短くまとめられているので入門編といったところでしょうか。著者の文章はあまり上手ではありませんが、なるべく公平な視点で日本(陸)軍の失敗や敗因の分析を試みているのが評価できます。対になって海軍編もあれば言うことなしですね!2009/12/08

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