内容説明
近代日本の盛衰と運命をともにし、昭和20年の敗戦で姿を消した帝国陸軍歩兵―その編制・装備から訓練・戦術・作戦まで、歩兵のすべてを正確に記述。建軍いらい陸軍指導部がどのように情勢を判断し、どんな考えのもとに作戦を指導してきたのか?また陸軍の使命達成に尽力し軍を構成してきた無数の下士官・兵の生活はどうであったか?細密なイラストと詳細な解説で歩兵の実像を再現した決定版。
目次
歩兵が陸軍の主兵力になるまで
歩兵教練と個人装備
歩兵科兵器
陸軍の組織と編制
陸軍軍人とは
建軍から西南戦争―陸軍史1
日清戦争―陸軍史2
日露戦争―陸軍史3
軍縮時代―陸軍史4
日中戦争―陸軍史5
ノモンハン事件―陸軍史6
アジア太平洋戦争―陸軍史7
著者等紹介
中西立太[ナカニシリッタ]
1934年3月18日、長野県上田市で昭和初期の童画家・中西義男の長男として生まれ、父に絵を学ぶ。1955年、小学館の学習月刊誌でイラストレーションを描き始め、その後、各月刊誌や図鑑などで、口絵や挿し絵を描く。1962年、小学館科学図説シリーズ『人類の誕生』で第9回サンケイ児童出版文化賞受賞
田中正人[タナカマサト]
1963年兵庫県伊丹市生まれ。専門は日本中世文学。『太平記』に関する研究で修士号を得る。軍事に対する関心は10代の頃からだがまったくの独学で、まとまったものとしては『図解 日本陸軍歩兵』が最初のものとなる。現在、「文民の眼から見た軍事史」を編みたいという希望を持っており、またそれに関連して軍制、軍隊教育(とくに精神教育)、軍民関係とその周辺について勉強中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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