内容説明
いま軍事の世界では、アメリカ軍を中心に一大変革が進んでいる―それは九〇年代に急速に進歩したIT技術を駆使した情報革命ともいうべきもので、これにより軍隊・兵器システムは一変し、戦争のやり方は大きく変わった。湾岸戦争、ユーゴ空爆、アフガン軍事作戦で実証されたRMA(軍事における革命)の威力を検証しながら、これからの軍隊のあり方をわかりやすく解説。
目次
第1部 RMA(軍事における革命)(効率のよい戦いを求めて;米陸軍のRMA化計画;米海軍のRMA化計画;米空軍のRMA化計画;各国軍のRMA化計画)
著者等紹介
江畑謙介[エバタケンスケ]
1949年生まれ。上智大学大学院理工学研究科機械工学専攻。博士後期課程修了。1983年~2001年英国の防衛専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウイークリー』通信員。95年スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)客員研究員。99年より防衛調達審議会議員。2000年より内閣官房「情報セキュリティ専門調査会」委員
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