内容説明
この『親業ケースブック』の中には、子どもについてさまざまな問題をもった家庭での親と子の対話が述べられています。本書を読むことによって、１０代の子どもの複雑に揺れ動く気持ちや親に対する感情、さらにそれを汲みとろうとする親の努力を身近に感じることができます。
目次
１ 学校生活と部活での悩み
２ 気がかりな勉強と将来
３ 揺れる交遊関係のはざまで
４ 現代アルバイト・趣味事情
５ 思春期ゆえのこだわり
６ 反抗期の中の生活習慣
７ 怒れる若者たちの周辺
８ 親業訓練ミニ講座
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitya
2
子どものことで悩んでいて、相談したカウンセラーに薦められた本。今まで子どもの話はなるべく聞いてやっているつもりだったけれど、一方的な見方で自分の意見を言ってしまっていたのかなと反省した。思春期の子どもは難しいと覚悟はしていたものの、本のような会話ができるようになるには、自分も訓練が必要だと思った。子どもの本当の気持ちをすくいとってあげられるように、能動的な聞き方ができるようになりたい。2017/03/05
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