内容説明
1990年に、松下政経塾出身の有志が集い、松下政経塾“魁の会”を作り、2010年というわれわれが責任のもてる時期を想定し、理想の政治のあり方を実現するための政治改革案について検討を重ねてきました。本書は、この議論を集大成したもので、第1部では、小説という手法で改革案が実現するとどのような政治になるのかをシュミレートし、第2部は、現在の政治の問題点、今後、政治制度をどのように改革し、それらをどう実現していくかということについて、有識者および次代をになう政治家の方々の意見をまとめました。第3部は、2010年に理想の政治を実現するための魁の会の政治改革案を提言しています。
目次
1 シミュレーション小説 2010年霞ヶ関物語
2 魁の会提言と私の政治改革論―インタビュー構成(世代間ギャップと政界再編成―直接民主制の部分的導入が政治改革の柱;政権交代可能な政治を―選挙制度改革の目指すもの;政治改革やらねば総選挙がやれない―小選挙区制により政界再編が起こる;金権政治が諸悪の根源―派閥は日本の民主主義の大発明;日本の政治は“夜明け前”だ―“知的大衆”は「脱・永田町の論理」を求める;いま一度“明治維新”を―100人が旗揚げしたら日本の政治は変わる)
3 松下政経塾“魁の会”の目指す政治(選挙の改革 小選挙区制の導入・公職選挙法の改正;政党の改革 政党法の制定;議会の改革 参議院の廃止と議会の改革;地方の改革 道州制の導入)
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