内容説明
みんなが上を向いていた、熱い時代の主役にエール。16人の目線から繰り出されるノスタルジック・エッセイの決定版。
目次
僕の東京タワー(町田忍)
東京タワーにバスで行く(泉麻人)
東京タワー(曽野綾子)
東京タワーから谷底見れば(開高健)
街角から見上げる都市の遺跡―東京タワー(川本三郎)
東京タワー(佐藤江梨子)
東京タワーのペンキ塗り(綱島理友)
東京タワー(姫野カオルコ)
鉄塔を登る男(沢木耕太郎)
喧噪と孤独を映しつつ東京タワーは立つ(冨田均)
東京タワー(桐生五郎)
東京タワー(松山巖)
「世界一の鉄塔」が威容の元に放つもの(森達也)
あいかわらずだぞ東京タワー(原田宗典)
東京と東京タワー(金井美恵子)
タナトスの塔―東京タワー(中沢新一)