出版社内容情報
内容説明
2008年末から今春にかけて、新聞、テレビ等のマスメディアを賑わす介護関連のキーワードは「介護従業者の低賃金」「高い離職率」「介護従事者不足」「介護報酬3%アップ」「雇用の受け皿としての介護」。だが、3%アップ分がすべての加算項目等に反映されているということではなく、引き上げられた項目と引き下げられた項目とがあって、メリハリある配分がなされており、各事業者にとって必ずしも3%の増収にはならない。本書は、このメリハリある配分を踏まえたうえで介護報酬改定の分析をしている。
目次
第1部 2009年度介護報酬改定概要(2009年度介護報酬改定の視点;主な改定内容とポイント)
第2部 主要項目解説―介護サービス別改定のポイント(居宅サービス;ケアマネジメント;施設サービス;地域密着型サービス ほか)
第3部 タイプ別影響度シミュレーション(訪問介護;通所介護;通所リハビリテーション;特定施設入居者生活介護 ほか)
資料 介護報酬の算定構造
著者等紹介
祐川尚素[スケガワナオモト]
1956年生まれ。1980年北海道教育大学札幌校中学校保健体育科卒業。同年財団法人北海道キリスト教青年会(北海道YMCA)入社。札幌YMCA本館ウェルネスセンター主任ディレクター、札幌YMCA本館館長、社会福祉法人函館カリタスの園・法人企画室長、在宅複合型施設旭ヶ岡の家在宅ケアセンター施設長を経て、1997年シナジーワーク・プランニングセンターを設立。現在、同社代表取締役社長、Care Biz Net有限責任事業組合組合長、社会福祉法人成和会法人企画室長
安永享紀[ヤスナガタカノリ]
コンサルティングディレクター。社会福祉協議会にて在宅介護事業に従事した後、シルバービジネスのコンサルティング会社であるシナジーワーク・プランニングセンターに入社。介護保険施設等の施設整備のほか、経営分析・指導、人材育成、人事労務など幅広くコンサルティングを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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