出版社内容情報
《内容》 20038月末に病床区分の届出が締め切られた。
病院にとっては自院の将来を決定づける山場を迎えるが、
それを乗り越えたからと言って一息つけるわけではない。
病床削減政策が推し進められるなか、
自院が地域で生き残れるかどうかはその後の経営戦略次第だ。
2003年8月以降の医療環境を概説し、
ケーススタディなどで病院の経営戦略を提示する。
《目次》
第1章 医療提供体制の変革開始
第2章 自院の分析をいかに行なうか
第3章 ケーススタディから学ぶ経営戦略
内容説明
診療報酬のマイナス改定、被保険者の3割負担などは医療提供サイドに大きな衝撃を与えた。病院大淘汰が進んでいるなか、医療機関はどのような機能をもち、どのように医療が提供できるのかを国民に明確にアピールし、独自の経営戦略を確立していかなければならない。病床区分の選択は単なる通過点に過ぎないのである。医療機関が「勝ち組」であり続けるための参考書。
目次
第1章 医療提供体制の変革スタート(医療提供体制改革のスケジュール;医療法改正により医療機関の機能分化はどこまで進んだか ほか)
第2章 自院の分析をいかに行うか(差額分析―地域医療支援病院を例に;病院マーケティングの必要性―診療圏分析とは ほか)
第3章 ケーススタディから学ぶ経営戦略 一般病床編(T病院(477床)―疾患別分析から探るニッチ戦略
S病院(338床)―入院機能重視の戦略 ほか)
第4章 ケーススタディから学ぶ経営戦略 療養病床編(R病院(全床療養220床)―医療型or介護型の選択
U病院(療養60床)―ケアミックスを検討 ほか)
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