出版社内容情報
《内容》 2002年度版では、医療改革が医療行政や現場にどのような影響を与えるのか、また、制度改革がもたらす、医療関係者や患者の意識変化によって、医療・介護分野における「産業化」はどこまで進展するのかを探り、医療・介護の将来像を提示する。
《目次》
医療改革のインパクトと押し寄せる医療・介護分野の産業化の波
医療制度の改革の論点と今後の方向
規制改革の波と医療・介護ビジネスの可能性
医療経済機構・研究論文
日本の医療費の動向
参考資料
内容説明
本書では、第1編のトピックスで「医療改革のインパクトと押し寄せる医療・介護分野の産業化の波」をテーマに、高齢者医療制度や医療提供体制など、医療制度改革の今後の動向や、健康保険法改正による受診動向の変化など医療現場へのインパクトを探り、それらを踏まえたうえで、制度改革がもたらす医療関係者や患者の意識変化によって医療・介護分野における「産業化」はどこまで進展するのかを予測し、医療・介護の将来像を提示している。また、医療分野にもグローバルスタンダードの波が急速に押し寄せており、医療システムや医療費をはじめとする国際比較の必要性が高まっている。そこで第2編には「医療システムの日米比較」、第3編には「OECD A System of Health Accounts準拠の医療費推計」を掲載した。
目次
第1編 医療改革のインパクトと押し寄せる医療・介護分野の産業化の波(医療制度改革の論点と今後の方向―将来につながる医療改革の中長期的ビジョン構築へ;規制改革の波と医療・介護ビジネスの可能性)
第2編 医療経済研究機構・研究論文―医療システムの日米比較(医療費財源;医療費支出;薬剤費支出;歯科医療;精神医療;高齢者医療・介護;医療機能評価;医師・看護職・医療事務管理職教育)
第3編 日本の医療費の動向―OECD A System of Accounts準拠の医療費推計
参考資料海外における医療制度改革の動向(先進諸国基礎統計;アメリカ合衆国;イギリス;オランダ;スウェーデン;ドイツ;フランス)